NTTデータの最終面接は、新卒と中途で位置づけが違います。この記事では、公式サイトに載っている選考情報と、公開されている選考体験談の範囲で確認できたことだけを整理しています。
公式が公表している面接の形式や時間、質問の中身は多くありません。確認できなかった項目は書いていません。そのうえで、公式が示す「求める人財像」から、最終面接の答えをどう組み立てるかを考えます。
NTTデータの選考フローと最終面接の位置づけ
新卒と中途(経験者採用)は採用ページが分かれており、選考の流れも別です。
| 区分 | 公式に確認できる流れ | 面接回数 |
|---|---|---|
| 新卒(自由応募) | 初期登録 → エントリー(適性検査、顔写真、エントリーシート、職種選択アンケート)→ 書類選考 → 面接試験 | 公式ページに記載なし |
| 中途(経験者採用) | 応募 → 書類選考 → 面接・適性検査 → 内定・採用条件の提示 | 2回実施予定 |
出典は新卒がNTTデータ新卒採用サイトの「選考の流れ」、中途が経験者採用の「ご応募にあたって」です。いずれも閲覧時点(2026年10月)の記載で、年度や応募ポジションによって変わる可能性があります。中途のページには、選考の流れは個々人の状況によって変更になることがあるとも書かれています。
新卒の最終面接はどこか
新卒の公式ページには面接の回数が書かれていません。回数や日程はマイページで案内されるとされています。
参考になるのは、就活サイトに載っている個人の選考体験談です。たとえば外資就活ドットコムの2026年卒(SE・営業コース)の選考レポートでは、次の流れでした。
- エントリーシート、SPI、グループディスカッション(90分、学生6人)
- 1次面接(オンライン、面接官2名、60分)
- 2次面接(企業オフィス、面接官1名、50分)
この例では2次面接が最後の選考段階として書かれています。あくまで1人の体験で、コースや年度が違えば異なる可能性があります。年度やコースによって流れが異なる可能性があるため、自分の案内をマイページで確認してください。
中途の最終面接はどこか
中途は公式に「面接は2回実施予定」と書かれているため、2回目の面接が最終面接にあたる可能性が高いと考えられます。ただし、2回目の面接官や形式、時間は公式には書かれていません。
最終面接の形式(確認できた範囲)
- 新卒:上記の体験談では、最後の面接は企業オフィスでの対面、面接官1名、50分でした。面接の流れはアイスブレイク、面接、逆質問だったと書かれています。
- 中途:経験者採用のFAQによると、オンライン面接に対応しており、現状はオンライン面接が中心です。対面の場合の場所は応募ポジションによって異なり、都度案内されます。
面接官の役職や、合否の判断基準は公式には公表されていません。
最終面接で見られること
新卒の求める人財像のページには、次の3つの力が挙げられています。
- 考導力:社会のために自分で考え、主体的に行動して周囲を巻き込む力
- 変革力:新しい技術や仕組みに関心を持ち、変化を楽しむ力
- 共創力:多様な仲間と共通の目標をつくり、達成する力
そして、これらの根底に「強い意志と情熱」が必要だとされています。グループビジョンには「Trusted Global Innovator」を掲げ、お客様から長期的に信頼されるパートナーを目指すと書かれています。
最終面接で何を見ているかは、公式には書かれていません。ここからは編集部の見方ですが、この3つの力を自分の経験で説明できる状態にしておくと、志望理由や将来像の話とつなげやすくなります。選考体験談でも、ガクチカを繰り返し深掘りされたという声があります(前掲の2026年卒レポート)。1つの経験を深く話せるよう準備しておくのが堅実です。
聞かれる可能性のある質問と答え方
公式に質問一覧は出ていません。ここでは、選考体験談で触れられている内容と、上記の求める人財像から想定される質問を取り上げます。
志望動機と「なぜNTTデータか」
業界を絞った理由と、同業他社ではなくNTTデータを選ぶ理由は、どの企業でも深掘りされやすい部分です。公式サイトで確認できる事実(Group Vision、新卒のコース区分、活躍フィールドとして示されるグローバル・テクニカル・事業創造)を材料にし、自分の経験とつなげます。
ガクチカの深掘り
前述の体験談では、1次・2次ともにガクチカが深掘りされたと書かれています。「なぜそうしたのか」「意見が対立したときにどうしたのか」に答えられるよう、事実と自分の判断を分けて整理しておきます。
入社後にやりたいこと
コースごとに配属先が異なります。新卒は、SE・コンサル・営業コースのほか、ファシリティマネジメント、法務、財務、人事のスタッフコースがコース案内に載っています。自分の応募コースの仕事内容を確認し、3年後・5年後の姿を具体的に話せるようにします。
中途の最終面接で違う点
中途は、書類選考で「応募職種における求める人財像(経験、スキル)とのマッチング」を見るとされています。最終面接の中身は公式には書かれていませんが、これまでの経験が応募ポジションの業務にどうつながるかを説明できるよう準備しておくと、書類選考で見られた点とも話がそろいます。
準備のポイントは次のとおりです。
- 応募ポジションの募集要項を読み直し、求められる経験・スキルと自分の実績を1対1で対応させる
- 実績は、担当範囲、自分の役割、成果を分けて話せるようにする
- 転職理由は、前職への不満ではなく、NTTデータで実現したいことにつなげる
選考期間について、FAQでは「ポジションや時期によって変動しますが、平均で約1カ月半」とされています。
社員紹介(リファラル)経由の場合
リファラル採用のページによると、紹介経由でも選考フローは通常の経験者採用と同じです。紹介したからといって採用が保証されるわけではなく、紹介した社員は選考に関わらないと明記されています。
新卒の「推薦」について
「NTTデータ 推薦」で調べる人向けに、確認できた範囲を書きます。新卒採用のFAQには、推薦のスケジュールは大学ごとに異なり、推薦のある大学についてはOB・OGへ問い合わせるよう案内されています。推薦経由の選考で面接が何回か、最終面接が自由応募と同じかどうかは、公式には確認できませんでした。大学のキャリアセンターか、案内されている窓口で確認してください。
落ちる人に多いパターン・注意点
不合格の理由は公開されておらず、「こういう人が落ちる」と言える根拠はありません。そのため、準備の観点だけを挙げます。
- 志望理由が業界一般の話にとどまり、NTTデータである理由が語れない
- ガクチカを深掘りされたとき、自分の判断と結果を説明できない
- 中途で、経験の説明が担当範囲や数字を欠き、ポジションとの接点が伝わらない
選考の合否に関するサイン(面接時間の長短など)で結果を推測しても、根拠にはなりません。
結果連絡の目安
新卒は、書類選考の結果がマイページで通知されると公式に書かれています。最終面接後の連絡時期は、公式には書かれていませんでした。中途は、平均の選考期間が約1カ月半とされている以外、最終面接後の連絡の目安は確認できませんでした。
よくある質問
NTTデータの最終面接は何分ですか
公式には公表されていません。新卒の選考体験談では、最後の面接が50分だった例があります(2026年卒・SE営業コースの1人の報告)。
中途の面接は何回ですか
公式の応募案内に「面接は2回実施予定」と書かれています。
最終面接はオンラインですか、対面ですか
中途はオンラインが中心とされています。新卒は、体験談に企業オフィスでの対面だった例がありますが、公式には形式の記載がありません。
推薦で応募すると最終面接は変わりますか
公式で確認できる範囲では、推薦のスケジュールが大学ごとに異なることまでです。面接の中身の違いは確認できませんでした。
面接のためにどの企業情報を見ておくとよいですか
求める人財像、コース案内、経験者採用の募集要項は最低限見ておきます。同じ大手SIerの日立製作所やNECの記事と読み比べると、志望理由の違いを整理しやすくなります。
まとめ
- 新卒の公式ページには面接回数の記載がなく、体験談では面接2回の例がある。自分の案内を確認する
- 中途は公式に「面接は2回実施予定」とあり、オンライン中心。ポジションとの適合を軸に準備する
- 公式の求める人財像は考導力・変革力・共創力。自分の経験でどれを説明できるか整理する
- ガクチカは深掘りされた例がある。判断の理由と結果まで話せるようにする
- 推薦は大学ごとに異なる。窓口で最新の情報を確認する