PwC Japanグループのコンサルティング部門、PwCコンサルティング合同会社の最終面接を控えた新卒就活生と中途転職者に向けた記事です。新卒の公式選考フローでは、最終選考が「パートナー面接・人事面接」と書かれています。一方、中途の最終面接は公式の詳細が見つからなかったため、公開されている体験談の範囲で整理します。確認できなかった項目は書いていません。
選考は年度や職種で変わります。ここに書いたのは2026年10月時点で確認できた範囲なので、応募前に公式ページで最新の条件を確認してください。
PwCコンサルティングの会社概要
PwC Japanグループの公式ページでは、PwCは日本で70年以上、世界で170年以上にわたり、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というパーパスのもとで、会計・監査、税務、コンサルティング、ディールアドバイザリー、法務などのサービスを提供してきたと説明されています。グループの代表メッセージでは、多様な課題を解決する多様な人材が活躍する組織をつくる、という方向も示されています。
PwCコンサルティングの新卒採用は、職種別です。公式の選考情報ページには、次の5つの職種が並んでいます。
- ビジネスコンサルタント職
- デジタルコンサルタント職
- ITソリューションコンサルタント職
- 戦略コンサルタント職(Strategy&)
- 戦略コンサルタント職(X-Value & Strategy)
同ページには、PwCは通年採用を実施し、1年を通じて採用またはインターンシップを開催していると書かれています。
新卒の選考フローと最終面接の位置づけ
公式の選考情報ページ(2028年卒向けの案内)では、ビジネスコンサルタント職と戦略コンサルタント職(X-Value & Strategy)の選考フローが次のとおりです。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| Step1 | エントリー登録 |
| Step2 | Web適性検査 |
| Step3 | グループディスカッション |
| Step4 | ケース面接/個人面接 |
| Step5 | 1day job(大手町オフィスでのオンサイト) |
| Step6 | 最終選考(パートナー面接・人事面接) |
ITソリューションコンサルタント職も、ケース/個人面接、1Day Job を経て、最終面接(パートナー面接/人事面接)に進む流れです。デジタルコンサルタント職の Spring Internship 選考は、順番が少し異なります。エントリーシート、Web適性検査、グループディスカッション、1day JOB、個人面接、最終選考(パートナー面接・人事面接)の順です。
どの職種でも、最終選考はパートナー面接と人事面接で構成されると案内されています。選考内容は変更する可能性がある、とも注記されています。実施形式は、ビジネスコンサルタント職で「オンライン/一部、オンサイト(東京・大手町)」と書かれています。
最終面接の形式
公式には、面接官の職位(パートナー・人事)までが確認できる範囲です。1人ずつか複数人か、何分かといった情報は示されていません。
公開されている就活会議の27卒の体験記では、次のように職種で異なる例があります。いずれも個人の記録で、全員に当てはまるわけではありません。
| 職種 | 時期 | 面接官 | 形式・時間 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| Strategy& 戦略コンサルタント職 | 2026年1月中旬 | パートナー1名 | オンライン、30分 | 内定 |
| ITソリューションコンサルタント職 | 2026年2月中旬 | パートナー1名 | オンライン、50分 | 内定 |
| デジタルコンサルタント職 | 2026年3月中旬 | 人事とパートナーの2名 | オンライン、120分(事前課題あり) | 落選 |
デジタルコンサルタント職の例では、人物面接とは別に事前課題が与えられ、ソリューションを発表する時間が60分以上あったと書かれています。最終面接の長さや形式は職種によって大きく異なる可能性があります。応募する職種の最新の案内を確認してください。
最終面接で見られること
公式の選考ページで求める人物像が明記されているのは、戦略コンサルタント職(X-Value & Strategy)です。「オーナーシップと自主性を兼ね備えたうえで、他者とコラボレーションすることで『1+1』を『3』にも『4』にもしようという姿勢を持つ方。常に考えることを止めず、自身の思考で仕事に向き合うことができる方」という趣旨が書かれています。他の職種で同じ文言が示されているわけではありません。
PwC Japanグループのページには、Purpose を追求するために大切にする Values と、行動を示す PwC Professional を、世界で共有していると書かれています。最終面接でこれらがどう評価に使われるかは、公式には示されていません。準備では、次の2点を自分の経験で話せるようにしておくと整理しやすくなります。
- なぜコンサルタントか、なぜPwCか、その職種を選んだ理由
- 他者と協働して成果を出した経験と、自分で考えて判断した経験
聞かれた質問の例と答え方
公開されている27卒の最終面接の体験記では、次の質問が報告されています。
- Strategy& 戦略コンサルタント職: 「自分はコンサルに入ってすぐに活躍できると思うか」「コンサルタントの役割は今後どのようなものになっていくか」
- ITソリューションコンサルタント職: エンジニアインターンの経験で、あるフェーズでどのような判断基準を持って決断したか、入社後にどのITツール・領域に携わりたいか。逆質問として、パートナーがクライアントと向き合う中で最も大切にしている考え方を尋ねた例もあります
- デジタルコンサルタント職: 学生時代に力を入れたことと直面した課題、研究活動について
質問の例が公開されている最終面接は限られています。どの受験者にも同じ質問が出るわけではありません。
「すぐに活躍できると思うか」のような問いは、自信の有無よりも、根拠を示して答えられるかが問われている場面と考えられます。回答の組み立て方の一例を示します。自分の経験に置き換えて使ってください。
中途の最終面接で違う点
PwCコンサルティングの中途採用について、公式の選考フローは、今回の調査では確認できませんでした。ここでは、ワンキャリア転職の選考ステップのページに掲載された内定の例5件から、確認できた範囲を書きます。
- 5件すべてで、Webテスト・筆記テスト、1次面接、最終面接を経ていました
- 2次面接があったのは5件中2件です
- システムコンサルタントの投稿には、面接が4回あり、うち1回はリクルーターだったという記述があります
- 戦略コンサルタントの例で、1次面接にケース面接が組み込まれていたという記述があります
ワンキャリア転職の最終面接のページでは、最終面接の面接官、所要時間、形式、質問の詳細は会員限定で、公開部分では確認できませんでした。公開されている質問例は1次面接のもので、たとえば「コンサルタントになり、何がしたいのか」「5年後、どのような働き方をしていたいか」といった内容が冒頭だけ見えます。
したがって、中途の最終面接についてこの記事で言えるのは、体験談に最終面接が含まれる例があること、という点までです。職種ごとの面接官や時間は、応募時の案内や、利用するエージェントに確認するのが確実です。
落ちる人に多いパターン
公開情報だけから、不合格の理由を断定することはできません。確認できた事実として、先ほどのデジタルコンサルタント職の例(落選)では、120分の最終面接のうち、事前課題の発表が60分以上を占めていました。最終面接が人物面接だけとは限らず、課題の発表を含む形式になる場合があることが分かります。
最終面接で課題が出る場合に備え、自分の意見を根拠とセットで説明する練習をしておくと対応しやすくなります。
結果連絡の目安
27卒の体験記では、最終面接の結果が「メール(1週間以内)」で通知された例が2件あります(Strategy& 戦略コンサルタント職、デジタルコンサルタント職)。個人の記録で、全員に当てはまるわけではありません。公式には、結果連絡の時期は確認できませんでした。
よくある質問
PwCコンサルティングの新卒の最終面接は誰が面接官ですか。
公式の選考情報では、最終選考はパートナー面接と人事面接と書かれています。体験談の例では、パートナー1名の例と、人事とパートナーの2名の例があります。
最終面接の時間は何分ですか。
公式には示されていません。公開されている27卒の体験記では、30分、50分、120分の例があります。職種によって異なります。
中途の最終面接は新卒と同じですか。
公式の詳細は確認できませんでした。公開例では、Webテスト、1次面接、最終面接を経る流れが見られますが、新卒と同じ形式かどうかは確認できていません。
最終面接で落ちることはありますか。
あります。公開されている27卒の体験記には、最終面接で落選とされた例があります。